中田翔、恐れずに連敗に立ち向かう姿勢を示す「絶対に今よりひどい連敗もある」

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中田翔、恐れずに連敗に立ち向かう姿勢を示す「絶対に今よりひどい連敗もある」

◇3日 ヤクルト5―3中日(神宮)

 主砲のバットから1カ月ぶりの快音が響いた。1点を追う8回2死で打席には中田。カウント1―1から3番手・木沢が投じた真ん中のカットボールを豪快に振り抜いた。破裂音とともに低い弾道で飛び出した白球は、左翼ポール際へ一直線。同点の3号ソロだ。

 「浮いてきたボールをうまく打つことができました。よかったです」。左翼スタンドに陣取るドラゴンズファンの大歓声を背に受けながらダイヤモンドを一周した。

 久しぶりの感触だった。3月29日のヤクルトとの開幕戦(神宮)と同31日の同カードでそれぞれアーチをかけた。以降は、ヒットこそ出ていたものの、打球が上がらなかった。4月をノーアーチで終え、実に26試合ぶりのスタンドインだった。

 値千金になるはずの一発は空砲に帰した。だがプロの世界で17年目を迎えたベテランは、長期的な目線でシーズンを送っている。「1年間通して戦っていく中で、絶対に今よりひどい連敗もある。そこを恐れていたら1年間戦えない。1試合1試合戦って、勝ちを求めていくのはもちろん大事だけど、1年間通してみないといけないから。逆にこの間の連勝よりもいい連勝があると思う。深く考え過ぎずにやっていきたい」。

https://www.chunichi.co.jp/article/893838


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