【7/4 2軍 D0-1T】メヒアが7回無失点の好投、昇格への意気込みをアピール!!
◇4日 ウエスタン・リーグ 阪神1―0中日(鳴尾浜)
2軍調整している中日のウンベルト・メヒア投手(27)が先発し、7イニングを投げ7安打無失点。1軍再昇格へ向けアピールした。
登板予定だった先週の試合は雨天中止となり、今週も自身の体調不良で登板が延期されていたメヒアが、元気な姿を披露した。7イニング零封で1軍再昇格へスタンバイOKだ。
「雨で中止になった替わりシートで投げて悪くはなかった。その結果としていい投球ができたと思う。カーブも回を重ねるごとに調整ができた」
この日は5イニング2失点で負け投手となった6月22日の広島戦(バンテリン)以来12日ぶりの登板。序盤は3回まで1安打投球と上々の滑り出し。4回は3本の安打を許したが無失点で切り抜けた。6、7回はいずれも得点圏に走者を置いたが、味方の好守にも助けられ、ここでも得点を許さず粘りの投球でしのいだ。
当初は3日の同カードで先発予定だったが体調不良で登板を回避した。それでも体調が戻りスライドで登板。出場選手登録抹消後の初登板で、周囲の不安を払拭(ふっしょく)する投球を見せた。
井上2軍監督は「2巡目に向こうにコンタクトされてしまったので、メヒアには次の登板までに修正しなさいよとは言った」と話した。
1軍は週明け9日から8連戦。メヒアは1軍復帰の可能性があるとあって「ファームでは課題を直す時間だと思っている。しっかりこなして良くなった自分を1軍で見せたい」と意気込んだ。チームの力になるために今後も己を磨いていく。