藤嶋健人、早めのケアで長期離脱を回避「言われたところで貢献」
◇3日 巨人6―1中日(前橋・上毛新聞敷島球場)
何度でもはい上がる。2日に再び出場選手登録された中日の藤嶋健人投手が4点を追う7回、4番手としてマウンドに上がった。まずは先頭の若林をスプリットで左飛に打ち取り、続く泉口は直球で押し込み左飛。最後は投手・井上を見逃し三振に仕留めた。復帰登板を三者凡退で締めくくり「しっかり(ストライク)ゾーンに投げて3人で抑えることができてよかったです」とうなずいた。
3月中旬に右内転筋を痛め、1軍昇格は4月末。6月中旬に再び同じ部位を痛めたが「長期離脱にならないように」と大事を取って早めにケア。その結果、3週間弱で1軍に戻ることができた。
1軍合流の前日には長かった髪を切ってさっぱりした。「とにかくやるしかない。やることは変わらないので、言われたところで貢献できるようにしていきたいです」と前を見据えた。