カープ野間『初球振らない打法』が10年目にして完成!←実は初球振れば『打率.600 OPS 1.476』
初球は振らない─それがカープ野間峻祥のリズムである。プロ野球はデータ全盛の時代だ。初球から振ってこないという傾向が分かれば、相手バッテリーはカウントを有利に進められるよう、当然ストライクを取りやすい球を投げてくる。野間がまったく振らないわけではない。ただ、今季ここまで315打席に立ったなかで、犠打や死球をのぞくと初球を振ったのは5度しかない。
今季初球で勝負がついた打席は7打席しかない。その中には死球やバントもあり、結果は5打数3安打で打率.600。長打率は.800、OPSは1.476という数字がさらに相手バッテリーに初球への警戒心を与える理由になっている。初球を振らないだけでなく、相手に球数を投げさせるのも野間のスタイル。初球ストライクを取られても、不利なカウントからでも粘って、カウントを整えながら仕留める。今季1打席当たりの被投球数を示した指標P/PAはリーグトップのヤクルト村上宗隆の3.40に迫る同2位の3.39だ。その上で、ここまでリーグ5位の打率.292を残している。
「一番変わったのが、自分がやるんだという自覚の部分じゃないかな。これまではどちらかといえば、キクさん(菊池涼介)がいるとか、アキさん(秋山)がいるからとか、二番手、三番手として控えめだったところもあったように思う。それが今は『自分が』という思いを感じる」「18年は年上の選手ばかりで自由にやらせてもらった。今は年齢も上がって、技術的なところも自分の中では少しずつだけど対応できるかなというところまできた。そういう選手がチームに1人はいないと、なかなかつながりが生まれない。今でいうと矢野(雅哉)は僕と似たタイプだと思うので、しっかりと示していこうと思っています」(全文はリンク先)
・秋山も言っていたけど2ストライクになってからのバッティングは誰にも真似出来ないらしい。それくらい他の選手にないポテンシャルを持ってるのが今のカープ打線に凄くマッチしている
・昨年辺りからの野間は渋い。前はなんかなんとも言えないドラ1て感じだったけど今は本当頼りになる。好不調の波が小さいのもいいね!
https://carp-matome.blog.jp/archives/1082649821.html
https://number.bunshun.jp/articles/-/862613
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