DeNAスカウト河原隆一さん、ドラフト指名時に担当した中日・細川成也の活躍に目を細める「いい指導者に巡り会えたこと。そして、本人の努力」

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DeNAスカウト河原隆一さん、ドラフト指名時に担当した中日・細川成也の活躍に目を細める「いい指導者に巡り会えたこと。そして、本人の努力」
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916: 名無し▼副 24/09/09(月) 09:53:48

 中日は8日の広島戦(マツダ)に4―3で競り勝ち、このカードの年間勝ち越しを決めた。勝利を呼び込んだのは4番・細川成也外野手(26)のバット。1回に20号2ランを放ち、チームでは14年ぶりとなる2年連続20号に到達した。節目の一発はあくまで通過点。シーズン終了まで豪快なアーチをかけ続ける。

 ”敵”であっても親心は変わらない。今や竜きっての強打者となった細川が「あの方に目をかけてもらったから今の自分がある」と感謝するのはDeNAでプロスカウトを務める河原隆一さん(53)だ。

 「いい指導者に巡り会えたこと。そして、本人の努力の賜物だと思います」

 昨年までアマチュア担当スカウトをしていた河原さん。2017年に担当したのが、茨城・明秀学園日立高からドラフト5位で入団した細川だった。高校通算63本塁打のパワーは他球団のどのスカウトも認めていた。ただまだ打撃のあらさが目立ち、プロ入り後はなかなか花咲かなかった。

 他球団のスカウト仲間からは「大成しないんじゃないかと思ってたんですよね」と言われたこともあった。その度に「ふざけたこと言うなよ!」と心の中で怒りをぶちまけながらも、唇をかみしめるしかなかった。

 今やリーグを代表する打者。スカウトの目が間違いでなかったことは細川の活躍で証明された。中日への移籍が決まった後、細川は菓子折りを持って球団事務所にあいさつに来たという。「おごることなく謙虚。本当にまじめな奴なんですよ」と、頼もしくなった”我が子”の背中に目を細める。 

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