DeNA「ハマの二刀流」ドラ3武田がフェニックス・リーグで本格二刀流挑戦へ!
DeNAの「ハマの二刀流」、ドラフト3位・武田陸玖外野手(山形中央)が、10月7日からスタートする「第21回みやざきフェニックス・リーグ」で本格二刀流に挑戦する可能性が浮上した。
高校3年間で甲子園出場はないものの、3年時には23年U―18W杯の日本代表に選出され、投打に活躍。優勝に貢献した。高校通算31本塁打の一方で、最速149キロをマークした逸材。
チームはドラフト指名時から武田の二刀流育成を目標に掲げ、ある球団関係者は当時から「DeNAにとっても新しい挑戦」と二刀流を新機軸とすることに意欲を示していた。
だが、春季キャンプで左肘の炎症、そして5月には右肩を手術するなど、武田にとってプロ生活は多難な船出となった。
それでも懸命なリハビリを続け、イースタン・リーグではまずは「打者」としてデビューし、4試合、6打数1安打、打率・167の成績をここまで残している。
すでに2軍練習施設「ドック」では投球を開始しており、徐々に「二刀流」への道を歩み進めた。来年以降の本格始動へ向け、未完の大器の19歳が宮崎でその「武器」を必死に磨くことになる。