本日の #勝利のシール🌟は先制タイムリー3ベースのこちらの選手!✨#去り際の笑顔#林琢真 選手#baystars pic.twitter.com/M1c6758YSl
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) May 21, 2024
DeNAはヤクルトに大勝し、借金2とした。この日はけがで出場選手登録を抹消された牧の代わりに「8番・二塁」でスタメン出場した林琢真内野手が2回、右翼線へ先制2点適時三塁打。11安打7点の猛攻を呼び込んだ。
「自分にも結構大事な打席だった。何としても1点取りたかったので、打てるボールを待って打った。打席をもらえることがありがたかった」
愛知・東邦高から駒大を経て昨年ドラフト3位で入団。2年目の今季は開幕スタメンをドラフト4位の石上に奪われ守備固めや代走に甘んじた。しかし、「(出番が)来たときに、力を発揮できる準備がしたいと思っていた」と心を整えた。
試合前、牧から「かましてこい」とハッパをかけられた。「自分のスタイルでやっていけたら」と語る林は「明日も出させていただけるなら、同じように準備して臨みたい」。謙虚に誓った。
DeNAは先発したケイが8回4安打無失点で2勝目を挙げた。打っては、林が4月7日の巨人戦(東京D)以来の先発出場で、決勝打となる先制2点適時三塁打を放った。3回には佐野が2号ソロ、宮崎が3号ソロをマークするなど、11安打7得点でヤクルトに完封勝ちした。
安定感のある投球を披露した。4―0の7回には先頭の村上に左翼へ二塁打、得点圏に走者を進めるも後続を3人で抑え雄たけびを上げた。来日最長イニングを投げ、初の無失点と徐々に日本野球にアジャストしており「先発としての役割に慣れてきた部分がある。2度、3度、対戦して慣れてきてステップを踏んでいる感じがある」と自己評価した。
打線もつながりを見せた。この日、主将の牧が右太もも裏肉離れで抹消されたが、「8番・二塁」でスタメンの林が0―0の2回1死二、三塁から右翼線沿いへ2点適時三塁打を放ち、先制に成功。今季初打点となり、この一打が試合を決めた。三浦大輔監督は「牧がいないのは確かに痛い。牧の代わりはいないし、重要な存在」と話したが「林は常に準備をしてくれている。林は自分の持ち味を存分に出してくれた」とねぎらいの言葉をかけた。