【7/28 2軍 D4-8Bs】柳裕也5回6失点、1軍復帰に向けて「出直します」
◇２８日 ウエスタン・リーグ オリックス８―４（杉本商事バファローズスタジアム舞洲）
中日・柳裕也投手（３０）が先発で５イニングを投げて９安打６失点。１軍復帰へ課題を残した。試合は中日が４―８で逆転負けを喫した。
酷暑の中での登板で柳が苦しんだ。５イニングで９安打を浴びせられ、６失点。登板後、右腕は「出直します」と言葉少なだった。
立ち上がりの初回はわずか５球で打者３人をピシャリ。２回も危なげなく２イニング連続で三者凡退に抑え、ここまでは完ぺきだった。ただ、３回は不運な内野安打などもあり１死満塁からゴンザレスに右中間へ２点適時二塁打を許し、西野の犠飛で３点目を失った。自身の最終イニングだった５回も５連続単打などで計３失点。この回でマウンドを降りた。
井上２軍監督は、「本人としても、もがいているところはあると思う。この結果はしっかり受け止めて練習の内容を変えたり、どうすればもう１回レベルを上げられるか模索しながらやるしかない」と奮起を促した。
今季はここまで１軍で計１１試合に登板して４勝４敗、防御率３・４１。６月１６日のロッテ戦（ＺＯＺＯマリン）を最後に１軍のマウンドから遠ざかり、２軍調整が続いている。１軍の先発ローテーション事情も苦しいだけに、背番号１７の早期の復調が待たれる。