イチロー「もっと審判に敬意を払うべき。到底肉眼では確認できない」
イチロー氏が27日、インスタライブ「悩める大人の相談ライブ『イチ問一答』」に出演。俳優のディーン・フジオカさんと共演した。視聴者からの質問を受け、現代野球では審判が「威厳を保てなくなっている」と“危機感”を示した。
「審判はものすごいプライド持ってやってるわけですよ」と話し、「肉眼じゃ到底確認できないものを、ビデオで細かくいろんな角度から見られて。結局じゃあ判定がアウトと言ったものがセーフと覆されて、『お前下手だ』と言われてしまう」と、ビデオ判定によって審判の権威が揺らいでると指摘する。
イチロー氏は審判にも上手い、下手はあるとしながら「威厳を保てなくなっている」と厳しい表情を浮かべた。
続けて「アウトって言われた選手は自分がセーフだと思ってベースに残ってるんですよ。そんなことあっちゃいけないじゃないですか。僕は一発退場でいいと思うんですよ」と独自の見解を述べた。
「お前一回ダグアウトに戻れと。ビデオでチェックして、じゃあ覆ったらダグアウトから出てこいと。そういうルールにしないと見え方が……」と難色を示したイチロー氏。
「どうやってそれを誇るんだって。審判になりたい人がいないですよ。どんな職業でもやっぱり、自分の子どもが誇れるものであってほしいし、いろんな人がこうなりたいっていう存在であってほしいですね」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9960be3d660ce412dbd2f028688944de685b657
