草加勝、初回の5失点は「地に足が着いていなかった」プロ初登板を振り返る
◇1日 巨人5―2中日(東京ドーム)
中日・草加勝投手は今季最終戦でプロ初登板先発し、1回に5点を失うなど3イニング1/3を8安打5失点で黒星スタートとなった。「2軍では通用していたボールが通用しなかった。技術不足。1回は地に足が着いていなかったです」とデビュー戦を振り返った。
初回、先頭の丸への初球は147キロの直球。6球目を右中間への二塁打とされた。2死満塁から中山の2点適時打で先制されると、浦田、山瀬にも適時打を浴び一挙5失点。4回1死一、三塁のピンチを招き、78球で降板した。
ドラフト1位で入団した昨年2月、右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)を受け、リハビリに励んだ。「最後の最後に良い経験をさせてもらった。来年につながるボールも何球かはあった。チームの力になれるように頑張ります」。覚悟を胸に、鍛錬の秋を迎える。