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日本ハム・新庄剛志監督の求心力に、陰りが見え始めている。「打倒・ソフトバンク」「ぶっちぎりの優勝」と繰り返し口にしてきたが、結果はその逆になりそうだ。まだCS(クライマックスシリーズ)が残っており、球団は続投を要請する方針だとの報道もあるが——。
就任5年目の新庄監督が目標として掲げていたのは、パ・リーグ優勝と日本一だった。昨年の終了時から王者ソフトバンクを意識した発言を繰り返し、優勝宣言まで飛び出した。しかし、始まってみれば対ソフトバンク戦は5勝18敗2分けと大きく負け越し。力の差を見せつけられた。
「オフからホークス、ホークスと言われ続け、選手たちに余計な力が入ってしまったのかもしれない。ここまで負けるとは思わなかった」(日本ハムOB)
9月8日からPayPayドームで行われた今季最後の3連戦でも、3連敗を喫した。試合後、新庄監督は「強かった。今年のホークスさん、強かった」と、ライバルをたたえた。
新庄監督は2022年に就任した。1、2年目を「トライアウト期間」と位置づけ、最下位に終わったが、3年目の2024年からは2年連続で2位に入った。投手の達孝太、北山亘基、福島蓮、野手の清宮幸太郎、万波中正、野村佑希、田宮裕涼、郡司裕也といった、いわゆる“新庄チルドレン”を育てた功績も評価されている。
セオリーにとらわれない戦い方は魅力的だったが、批判も少なくなかった。リーグワーストの81失策(2位の楽天は55失策)は、野手の守備位置を頻繁に入れ替えるポジション・シャッフルが一因とされる。ミスをした選手に対する厳しい発言も、たびたび物議を醸した(数字は9月16日時点)。
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