【7/10 2軍 D9-6Bs】中田翔、実戦復帰後初の本塁打!復調アピールに落合2軍監督「(一軍首脳陣が)見てくれているはず」
◇10日 ウエスタン・リーグ オリックス6―9中日(杉本商事BS舞洲)
2軍調整中の中日・中田翔内野手(36)が10日、ウエスタン・リーグのオリックス戦(杉本商事BS舞洲)に「3番・一塁」で出場し、3回に実戦復帰後初となる本塁打を放ち、復調をアピールした。試合は9回の雷による中断のあと、コールドゲームにより中日が9―6で勝利。同一カード3連勝となった。
豪快な一発だった。2点リードで迎えた3回。先頭で打席に入った中田がオリックスの育成右腕・芦田の初球137キロを捉えると、高々と舞い上がった打球は左翼フェンスを越えていった。中田は塁審の右腕がグルグルと回るのを確認し、ダイヤモンドを悠々と一周した。
小池2軍打撃統括コーチは「本人的にも納得しているような打席内容だった思う。腰の違和感もだいぶ解消されてきているし、集中してできていることが一番大きい」と評価する。
腰痛のため5月13日に出場選手登録を抹消され、実戦復帰したのは6月20日のウエスタン・リーグ阪神戦(ナゴヤ)だった。この日が出場12試合目、22打席目での復帰後初アーチとなった。
打撃は上昇傾向にある。6日のソフトバンク戦(タマスタ筑後)から4試合連続でスコアボードにHランプをともしている。落合2軍監督は「今日は1軍の方は試合がないですから、(首脳陣が)見てくれているはず。いいホームランになったと思います」と語った。