転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1751128141/
ショウヘイ・オオタニ、平和をもたらす者――米大リーグ機構(MLB)はそんな文言を添えてインスタグラムを更新した。X上では全米野球記者協会所属の記者が〈ショウヘイ・オオタニを平和賞にノミネート?〉と投稿している。
6月にドジャースタジアムで行われたパドレス4連戦で、2度にわたり死球を受けた大谷翔平(30)の振る舞いが称賛された。
いずれもパ軍の好打者が死球を受けた直後のイニング。むろんパ軍の監督や投手は「故意ではない」と釈明したが、報復であることに疑いの余地はない。
その2度目の死球を受けた際のこと。堪忍袋の緒が切れたとばかりにドジャースベンチが一斉に飛び出そうとすると、大谷は左手を上げてそれを制した。そう、乱闘を防いだのだ。
「これ以上の報復はやめてくれ」というメッセージ
「大谷はよけるのがうまい方ですが、狙って投げられた球をよけるのは至難です」
と語るメジャー研究家の友成那智氏によると、「制した行為には、多分に自己防衛の目的もあったように思います。というのも、1回目の死球は右太ももで、2回目は右脇腹付近。右投げ左打ちの彼は、打席で利き腕を投手にさらしているのですが、狙いがそこに近づいたわけです」
さかのぼること3日、大谷は約2年ぶりにマウンドに立った。そしてその翌日に1回目、3日後に2回目の死球を食らった。やっと二刀流に戻れた矢先である。また自軍投手が敵打者にぶつけて、その仕返しにいよいよ自分の右腕が狙われてはたまらない。ゆえに、
「あの制止には、“これ以上の報復はやめてくれ”という自軍投手陣に向けてのメッセージも含まれていたのではないでしょうか」
異例の厳罰が下された理由
あくる日、MLBコミッショナーも“メッセージ”を発した。2度目の死球をぶつけた投手に3試合の出場処分(後に2試合出場停止に変更)と罰金を科したのだ。けが人もおらず、乱闘にもなっていない試合で、かくも厳罰が下るのは異例だというが、その真意は?
「MLBの至宝というべき大谷に危険が及んだからですよ。そもそも彼に球をぶつけるのはタブーだという雰囲気がMLB全体にありました。でも今回、それが崩れかけた。大谷が死球でけがをして試合に出られなくなれば、MLB全体の経済的損失は計り知れない。それを恐れてコミッショナーが即座に反応したのです」
つまり、パ軍のみならず、ド軍を含むMLB全球団に対して“大谷を壊すことはまかりならぬ”というお達しが出たようなものなのだ。
「乱闘はMLBの花。あおりにあおって遺恨試合を作る方が営業的にプラスという側面もあるのですが……」
大谷の存在はそれをも上回るのである。
大谷翔平を絶賛する動画は再生数稼げるから1を10に膨らまして書いてるだろ