【6/7 2軍 D3-9C】細川成也が2軍戦で約1カ月ぶりの実戦出場!「予定よりも早く復帰できました」
◇7日 ウエスタン・リーグ 中日3―9広島(ナゴヤ)
中日の細川成也外野手(26)が「4番・指名打者」で先発出場し、右ハムストリングスのコンディション不良からの実戦復帰を果たした。2打席無安打だったが、主軸打者に故障者が相次ぐ中、完全復帰へまず一歩踏み出した。
背番号55が帰ってきた。5月5日のDeNA戦(バンテリンドームナゴヤ)で遊撃へのゴロを放って一塁へ全力疾走した際に、右太もも裏を痛めて以来約1カ月ぶりの実戦に出場。初戦は2打数無安打も、「予定よりも早く復帰できました」と明るい表情で振り返った。
1回2死一塁で迎えた第1打席は、広島の先発・常広の初球の149キロ直球を振り、二ゴロに倒れた。負傷した一塁への疾走は「痛みもなく、全然大丈夫でした」とクリアした。4回先頭の第2打席は、カウント2―2で落ち球にバットが出かかり、スイングの判定で、空振り三振。「結果的には打っていないですが、練習でやっていることも試せた。自分の中ではそこまで悪くないかなと思っています」。この2打席で交代し出番を終えると、バットを持って室内練習場へ向かった。
落合2軍監督は「(動きは)普通には、見えましたね。今日は投手の球を見たというだけ。明日も一緒です」と語り、8日も指名打者での出場が見込まれる。試合前には、外野ノックも受けた。「問題なく動けています。再発だけ気を付けてやっていきたい」と調整を進めている。早期の1軍合流へ、「僕自身は準備はできている。1日でも早く1軍で野球をしたい」。2年連続20発の打のキーマンは気持ちを高ぶらせている。
