高橋周平「みんながつくったチャンス」に応えた先制タイムリー!!
◇29日 ヤクルト0―6中日(神宮)

中日・高橋周平内野手が「5番・三塁」でスタメン出場し、先制打を含む4打数1安打2打点と活躍した。
頼れる背番号3が大勝への流れを引き寄せた。初回に岡林とカリステの連打でつくった2死一、二塁の好機。「5番・三塁」で2試合連続スタメンの高橋周に打順が回った。一呼吸置いてから打席へ。ヘッドを投手側に傾けてバットを構えた。
「ツーアウトからみんなにつくってもらったチャンス。積極的にいこうと思っていました」。初球の変化球からスイングをかけ、カウント1―1からの内角寄りの直球を迷わず強振。左中間に落ちた打球はそのままフェンス際まで達し、二走・岡林だけでなく一走・カリステまで悠々と生還した。高橋周は二塁を大きく回ったところでストップ。笑顔を浮かべて、ベンチに両手を掲げた。
開幕前に右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷で離脱した福永が24日に1軍へ復帰。大事を取って二塁ではなく、しばらく三塁、一塁で起用することを想定していたが、27日に左手首を骨折。再び戦列から離れた。打線の軸として期待されていた背番号7を襲ったアクシデント。チームの緊急事態だからこそ、経験豊富な男が頼りになる。

中日・高橋周平、「みんなにつくってもらったチャンス」に応えた 頼りになる”経験豊富な男”がチームの緊急事態救う:中日スポーツ・東京中日スポーツ
◇29日 ヤクルト0―6中日(神宮) 中日・高橋周平内野手が「5番・三塁」でスタメン出場し、先制打を含む4打数1安打2打点と活躍した。...
