転載元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1748489005/
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4e0095be7020bd5ce423523c2580f821ca25f0d
適性は野手なのか、投手なのか、そこは周囲で未だに議論があるほどだ。
スマホを開けば目に飛び込んでくるかもしれない自分にまつわる“雑音”について、根尾はどう感じているのか。
「雑音は、ないので……。色々な人に色々なことを言われるでしょ? ってよく聞かれるんですけど、僕は全然気にならない。というか、分からないです」
そもそも耳に入れていない?
「入っていないです。だから雑音はない」
監督が交代するたびに変わってきたコーチ陣や先輩投手たちもその豊かな才能の行方を気にかけている。
助言を受けるたびに振り回され、潰されてしまう選手が多いのも事実だが、根尾は投げかけられるたくさんの言葉をどのように受け止めているのか。
「気にしていない、ですかね。一回チャレンジしてみて、これはいいなと感じたり、こういう状態の時にはこれ、と自分の引き出しにできるようなものはあります。
色々と見て勉強することももちろんある。でも何でもかんでも手を出していったら、自分の大事にしてきたものが崩れてしまうと思う。
だから自分が納得していないことは気にしない。結局、他の誰かが責任を取れる世界じゃないですからね」
リリーフとして試行錯誤を続ける現在地は、期待の内野手としてプロの門をくぐったあの頃には想像もしていなかった未来かもしれない。
「想像していた25歳の姿かと言われると、全然そうはいっていないですけど。
でも、着実に成長はしているなと感じる部分はあります。
他の人と比べられるものではないし、色々な経験をしてきた分、それをこれから先の道に活かしていきたい。
5年後、10年後の自分は思い描いていないです。まずは今年のこと。今を良くしていきたいし、そこに集中しています」
立場は未だに定まらず、試行錯誤の時間は続いていく。
「漠然とした不安ってないですか?」とたずねると、白い歯を見せ首を横に振った。
「不安はないですよ。毎日試合がありますから。明日の準備をして、明日の準備をして、という繰り返し。だから不安にかられる時間もないんじゃないですかね」
