転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1746929572/
現地時間5月9日に敵地で行われたダイヤモンドバックス戦にドジャースの佐々木朗希が先発登板。4回0/3(61球)を投げ、0奪三振、与四死球3、5失点と低調なパフォーマンスに終始。初白星を掴んだ前回登板からの連勝とはならなかった。
この日も立ち上がりから芳しくなかった。初回にケテル・マルテのソロと、エウヘニオ・スアレスの2ランを被弾して3点を失った佐々木は、2回、3回と無失点と立ち上がったかのように見えた。しかし、4回に一死3塁の場面でルルデス・グリエルの内野ゴロの間に1点を失うと、続く5回に先頭打者を四球で歩かせたところで降板。3回までに8点を挙げていた味方の援護もあって黒星はつかなかったものの、不安定さは否めなかった。
気になるのはロッテ時代とは異なる球速の低下だ。この日も4シームの最速は97.5マイル(約156.9キロ)と、自身が目標としている100マイル(約160.9キロ)には至らず。マルテには94.8マイル(約152.5キロ)、スアレスには94.2マイル(約151.6キロ)の4シームをそれぞれスタンドへと運ばれ、文字通りのパワーで相手打線を牛耳れなかった。
今季全体でも佐々木の4シームの平均球速は96.1マイル(約154.6キロ)である。米球界でも「魔球」とされるフォークを活かす意味でも、生命線でもある速球の状況は小さくない懸念材料と言えよう。
では、快速球が鳴りを潜める理由は何か。ドジャースのマーク・プライアー投手コーチは、米メディア『Dodgers Nation』において「誰もがロウキは100マイルを投げられると知っている」と強調。その上で「トレーニングをして、目標とする球速(100マイル)に到達しようとしていたと思うし、我々もできる限りサポートしようとした。しかし、彼は最初の数試合で、それが制球力に大いに影響したと感じているようだ」と説いた。
日本時代とは異なる環境下で、今までになかった負荷がかかるのは必然。そうした状況の変化もあって、佐々木は「あえて」球速を制限しているのかもしれない。だとすると、課題となるのは球質か。実際、今季の4シームは52.5%の割合でハードヒットにされている。スピン数を含めて改善の余地はあると言えそうだ。
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