
125: 名無しさん@おーぷん 24/07/25(木) 13:25:10
今オフのFA市場で最大の目玉といっていい。
23日に第1戦(エスコンフィールド)が行われたオールスターのセ・リーグ抑え部門で、ファン投票1位を獲得した中日のライデル・マルティネス(27)だ
3年契約の最終年を迎える右腕は今季、42試合で1勝2敗29セーブ、防御率0.88。20歳だった2017年2月、母国のキューバから派遣され、育成契約として来日し、球界屈指の抑えに成長。去る12日には外国人選手としては史上3人目の150セーブを達成した。
最速161キロのストレートと切れ味鋭いスプリットを武器に、絶対的な抑えとして君臨する右腕の年俸は2億3000万円とかなりのお手ごろ価格。中日とキューバ政府はすでに、来季残留に向けた交渉をスタートしているが、選択肢のひとつである「亡命したうえでのメジャー移籍」という可能性は低そうだ。中日OBが言う。
中日のライバルとなるのは、キューバ政府とのパイプがある球団だ。
「最強にして最大の敵はモイネロが所属するソフトバンクです」と、前出の代理人筋が続ける。
「キューバ政府とのパイプは中日と並んで太い。かつて大砲のデスパイネと契約していましたし、今季はモイネロに加え、18歳左腕のサルディと育成契約を結んだ。資金力も豊富です。抑えのオスナとの契約に関してメディアは、4年総額40億円と報じていますが、実際の年俸は15億円規模との噂もある。マルティネスに年俸10億円を用意するのは難しくないでしょう」
問題は他の助っ人との兼ね合いだ。今季はモイネロに加えてオスナ、スチュワート・ジュニア、ヘルナンデスと投手は豊富な一方で、野手の支配下選手はウォーカーのみだ。
「フロントも野手の調査、発掘に力を入れているでしょう。ただ、オスナがこの前半戦、30試合で0勝2敗20セーブ、防御率3.99と安定感を欠いている。大型契約を結んでお腹いっぱいというなら、過度な期待は禁物です。常勝が求められるソフトバンクで、抑え投手の不在は死活問題。オスナはあくまで保険として、マルティネス獲得に乗り出しても不思議ではありません」(同)
巨人もマルティネス獲得へ虎視眈々だという。
「巨人は中日が3年契約を結んだ21年オフも獲得調査に乗り出しています。原前監督が熱を上げていた3年越しの恋人ですが、ネックはソフトバンクを上回る条件を用意できるかどうか。球界の盟主といえども、今やソフトバンクやオリックスの方が資金力はありますから。かつては『キューバの至宝』と言われたセペダ、その後はガルシア(現レンジャーズ)が在籍していて、政府とパイプはありますが……」(巨人OB)