1 冬月記者 ★ :2025/11/18(火) 02:27:41.38 ID:LC3LEwSR9
楽天 伊藤光捕手と契約合意 DeNAから海外FA行使
今オフFA移籍1号 MLB球団から驚きの接触も悩んだ末の結論
DeNAから海外フリーエージェント(FA)権を行使した伊藤光捕手(36)が楽天と契約合意に至ったことが17日、分かった。近日中に球団から正式発表される。
交渉解禁日の13日からこの日まで複数回の交渉を続け、必要とされているという熱意に感謝し、移籍を決断。
米大リーグ球団からの接触もあったが、1年契約を結び、新天地で最後の大勝負に向かう。
ベテラン捕手が悩んだ末に下した決断は、挑戦の道だった。FA権行使表明前も後も伊藤の心は揺れ続けたが、この日までに移籍する意思を固めた。選んだのは新天地での挑戦。
DeNAから宣言残留が認められている中、退路を断って、最後の賭けに打って出る。
2007年度ドラフトでオリックスに入団。高卒捕手として地道に経験を積み、11年には当時の岡田彰布監督から「将来の正捕手候補」として期待を寄せられた。叱られ、それでも立ち向かってきた捕手としての意地。
14年には平成生まれの捕手で初めてベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得するなど実績を積んだ。
18年7月にトレードでDeNAに移籍。ベテランらしい巧みなリードと勝負強い打撃で存在感を発揮するも、今季は若手の台頭などもあってわずか6試合の出場にとどまった。
それでも2軍では75試合で打率・309を記録。今季2年契約の2年目が終了したタイミングで、自分自身の将来とじっくり向き合った。
必要としてくれる球団はあるのだろうか-。1軍で戦いたいという譲れないプライドもある。FA権行使は大勝負だった。
行使後も気持ちは揺らぎ続けた。DeNAの相川新監督とも面談も行い、指揮官の熱意に感謝の思いがあふれた。また関係者によると、米大リーグ球団から驚きの接触もあった。
話し合いの場も持たれたが、最初に熱意あるオファーを受けた楽天移籍を決断した。
楽天は太田や石原、堀内ら20代後半の中堅捕手が多く、2球団を渡り歩いた伊藤の実績、経験はチームにとってプラスに働く。今オフのFA市場では移籍1号の早期決着。
これまで培ってきた知識全てを、仙台の地で還元させていく覚悟だ。
