【中日】松山晋也、MLB公式球でのシート打撃は3人10球ピシャリ!
◇2日 中日秋季キャンプ(ナゴヤ球場)
MLB公式球でも関係なく相手を制圧した。野球日本代表「侍ジャパン」に選出されている中日・松山晋也投手がシート打撃に登板し、打者3人をわずか10球でピシャリ。力のあるボールで1イニング相当を三者凡退に抑え、「滑る感じはありますし、ボールも少し動く。それでも気にしないように投げるということを意識して投げました」とセーブ王の貫禄を漂わせた。
気合の声を上げながらマウンドに登場した背番号90。先頭の育成・福元を2球で追い込むと、最後は1ボール2ストライクから直球で空振り三振に仕留めた。続く山本にはバットを折らせて二ゴロ。最後は育成・日渡を1球で中飛に打ち取ってさすがの投球を披露した。
MLB公式球は、NPB球と比べて滑りやすいと言われる。握った感触が一球一球で違うとも言われる。その影響もあってか想定しない微妙な変化も起こる。必要なのは鈍感力。「神経質になるとよくない。(ボールが動かないように修正するよりも)無視してやっていった方がいい」と松山流の解決策を見いだす。
