ロッテ・サブロー新監督就任会見、昭和流キャンプ導入を宣言「甘さを取り除いて厳しい練習を」

ロッテのサブロー新監督が8日、本拠地ZOZOマリンスタジアムで就任記者会見を行い、来季への立て直しを図るべくオフシーズンの球団キャンプは昭和の時代に立ち戻った練習漬けのスタイルを取り入れると宣言した。
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　「今年は断トツの最下位ということで新しいチームづくりになる。甘さを取り除いて厳しい練習をして、若い選手が多いチームなので来シーズンに羽ばたけるというチームにしていきたい」
　自身の背番号「86」は若手時代にロッテの監督だった山本功児さんがつけていた数字。「朝から晩まで練習に付き合ってくれる熱い人。そこはまねしてやってきたい」と敬愛しており、「今年の春はファームの都城のキャンプでめちゃくちゃ厳しい練習をしたが、その練習に耐えて1年間けがする選手が少なかった。その時の僕の中のスローガンが『昭和のキャンプをやろう』だった」と明かした。
　山本元監督は巨人で現役時代に伝説の伊東キャンプを経験したメンバーの1人でもあり、サブロー監督は「ボールを使った打つ、投げる、守るを同時にやりたい。先にウエート（トレ）をやって体をつくりながら、午後からは思い切り打ちっぱなし、守りっぱなし、走りっぱなしくらいな感じでできたら」と自身の構想の一部を披露した。