鵜飼航丞、フェニックス竜1号が先頭打者初球HR!追い込まれてからの適時打2本も収穫!!

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鵜飼航丞、フェニックス竜1号が先頭打者初球HR!追い込まれてからの適時打2本も収穫!!

◇7日 みやざきフェニックス・リーグ 阪神8―8中日(ひなたサンマリンスタジアム宮崎)

 中日・鵜飼航丞外野手(26)が「1番・右翼」で出場し、同リーグでのチーム1号本塁打を含む3安打3打点と活躍した。1軍では2年連続で本塁打なしに終わった背番号66は甘い球を見逃さず、長打力でアピールする。

 プレーボール直後、打球が高く舞い上がった。鵜飼が初回、阪神の先発・伊藤将が初球に投じた甘い直球をしっかり仕留めた。打球は左中間席に着弾。人生初の先頭打者本塁打に「伊藤将さんからでしたし、初球をホームランできたのはよかった」と大きな手応えを感じていた。

 フェニックス・リーグ参戦は4年連続。長距離砲候補として期待されてきたが、まだまだ外野の一角を脅かすような存在になれていない。「シーズンに(1軍で)出ていればこないでしょうし、そうならなければいけないです。来ているからには課題がたくさんある。一つでもつぶせるようにやりたい」。10月の宮崎にいるという現実を冷静に受け止めている。

 課題の一つが高めの球を1球で仕留めること。落合2軍監督とは「少々高くても捉えるべきだと意識してやろう。そうすれば、低めは自然と見逃せる」という話をしているという。本塁打にしたボールは真ん中やや高めの直球。見逃さなかったことに価値がある。

 続く打席も内容が濃かった。3回1死三塁で迎えた第2打席では追い込まれてからファウルで粘り、最後は低めの変化球にくらいついて中前適時打に。4回2死一、二塁でも、1ボール2ストライクからの4球目を再び中前適時打とした。今季は2軍で3割近い打率を残したが、2ストライク時の打率は2割。追い込まれてからの対応も課題だけに、2本の適時打は収穫だ。

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https://www.chunichi.co.jp/article/1145004

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