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ロバーツ監督「ここで出すと決めつけたくはなかった」 3点差で佐々木朗希を起用しなかった理由説明
◇ナ・リーグ 地区シリーズ第2戦 ドジャース4―3フィリーズ(2025年10月6日 フィラデルフィア)
ドジャースの佐々木朗希投手(23)が6日(日本時間7日)、フィリーズとの地区シリーズ(DS)第2戦にリリーフ登板。2日(同3日)のワイルドカードシリーズ(WCS)第2戦のレッズ戦から、3試合連続の登板となった。
一打同点の場面でマウンドに上がり、確実に試合を締めて今ポストシーズン(PS)2試合連続の2セーブ目となった。
デーブ・ロバーツ監督(53)は「ロウキは呼ばれた時にしっかり準備できていた。実際に大きなアウトを取ってくれた」と絶大な信頼感を口にした。
4―3の9回2死一、三塁の場面でマウンドへ。ナ・リーグ首位打者のターナーを相手に初球はスプリットから入り、2球目の内角99.3マイル(約159.8キロ)直球で二ゴロに仕留め、チームに勝利を導いた。2球で大役を果たした右腕は、笑顔で大谷翔平らチームメートとタッチを交わした。
指揮官は4―1の9回から佐々木ではなく、トライネンを投入した。佐々木の投入については「もちろん考えた」という。
しかし「彼(佐々木)は2日で3試合登板というのは、これまでほとんど経験がない」という理由から、トライネンを選択。
「ブレイク(トライネン)はこれまでポストシーズンでも非常に大事な場面を何度も投げてきた。そこに自信があったし、必要ならベシアも控えていた」と振り返った。
ブルペン陣全員を信頼しているため「事前に“ここでロウキを出す”と決めつけたくはなかった」と言う。
トライネンが3連打で1点差に迫られ、左腕・ベシアをはさみ、結局最後は佐々木を投入せざるを得なくなったが
「自分としては、あの時点でブルペンの中でもっとも信頼できるリリーバーを使っていたと思う」と選択に後悔はなかった。
佐々木はDS第1戦では5―3の9回から4番手として、初めてセーブシチュエーションでマウンドへ。
最速100.8マイル(約162.3キロ)直球と落差大きいスプリットで強打のフィリーズ打線を封じた。1安打こそ許したが、わずか11球で最終回を締める安定の投球を披露した。
指揮官は5日(同6日)の試合前日オンライン会見で、佐々木の起用について「9回だけに固定されるような使い方はしたくない」としながらも、
クローザーと呼ぶにふさわしいかの問いに「彼はその資格を得ている」と断言。「彼は、最も重要な場面で使うリリーバーの1人」と絶大な信頼感を示していた。