岡田俊哉、 山あり谷あり16年の野球人生、最後は村上宗隆から三振を奪う!!
◇20日 中日3―0ヤクルト(バンテリンドームナゴヤ)
中日の祖父江大輔(38)、岡田俊哉(33)両投手が20日、本拠地・バンテリンドームナゴヤでのヤクルト戦で現役最後の登板に臨んだ。岡田は先発で村上から見逃し三振、祖父江は8回に3番手で中村悠に中前打を許し、ともに打者1人で交代した。長くドラゴンズの救援陣を支えた2人は試合後に引退セレモニーに臨み、万雷の拍手を浴びながら祖父江が12年、岡田が16年の現役生活を終えた。試合は中日が3―0で勝ち、岡田の後を受けて登板した高橋宏斗投手(23)が6イニング2/3を3安打無失点、9奪三振の力投で7勝目を挙げた。
糸を引くような岡田らしいストレートで締めくくった。カウント2―2から144キロ直球がストライクゾーンに吸い込まれる。1回。先頭の村上のバットは動かない。日本一のバッターを見逃し三振に仕留め、16年間の野球人生は幕を閉じた。
「まずは村上君が1番打者ってことに驚きました。ストライクを投げられるように頑張ろうと。最後良い形で終われて良かったです」。井上監督がマウンドに向かい、交代が告げられると、割れんばかりの声援が飛んだ。四方に頭を下げ、ベンチに戻り、チームメートに迎えられると、涙があふれ出た。
「やっぱりここに戻ってくるのを目標にやっていて、こうして最後に投げられて込み上げてくるものがありました」
甲子園に4度出場し、ドラフト1位でドラゴンズ入り。中継ぎとして活躍すると、2017年にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場した。一方で血行障害に悩まされることもあれば、右大腿(だいたい)骨骨折という大けがを負うこともあった。「良いことも、苦しいこともありました。全てよみがえってきました」。山あり谷ありの野球人生をしっかりと最後までやり遂げた。
