ロドリゲス、「この時のために努力」1軍の試合への”渇望”が生んだ執念の今季初安打!!
◇22日 広島4-6中日(マツダ)
伏兵が竜を救った。中日は22日の広島戦(マツダ)に延長11回の末6―4で勝った。値千金の勝ち越し打を放ったのは今季無安打だったクリスチャン・ロドリゲス内野手(23)。3点ビハインドを8回にひっくり返し、直後に追いつかれるシーソーゲームに粘り勝ち、クライマックスシリーズ(CS)を争うDeNA、広島との差を縮めた。
伏兵が竜を救った。中日は22日の広島戦(マツダ)に延長11回の末6―4で勝った。値千金の勝ち越し打を放ったのは今季無安打だったクリスチャン・ロドリゲス内野手(23)。3点ビハインドを8回にひっくり返し、直後に追いつかれるシーソーゲームに粘り勝ち、クライマックスシリーズ(CS)を争うDeNA、広島との差を縮めた。
ヒーローになれる日があるから頑張れる。「ものすごくうれしい。この時のために努力している」と喜びをかみしめたのは途中出場のロドリゲス。シーソーゲームを制す一打を放ち、勝利の余韻に浸った。
場面は延長11回1死二、三塁。チームメートがつないでくれた好機で打席に立った。「とにかくバットに当てて、走者をかえすことだけを考えていたよ」。広島の5番手・中崎に対してカウント1―1から4球連続ファウル。その後フルカウントに持ち込み、10球目の147キロをクリーンヒット。一塁ベースで跳びはねた。「試合中、打撃コーチからのセンター中心に打っていこうという呼びかけは、自分にも聞こえていた。それが遂行できた」。さらに1死一、三塁で続く石伊がスクイズを決めて2得点。井上竜が勝利にしがみ付いた。
ロドリゲスは来日2年目。オフに体重10キロ増の肉体改造に成功した。昨季は遊撃で開幕スタメンをつかんだものの、1軍定着できなかった悔しさがある。19日の阪神戦(京セラドーム大阪)で1軍合流。同日は出場選手登録されなかったため、試合中に宿舎に戻ることも許されていたが、球場で最後まで試合を見届けた。
「1軍の試合に出場する機会から離れていた。チームの試合を見て、その場にいることが自分のモチベーションにもつながると思った。(最後まで)残って、貢献できる方法はないかを探していたんだ」。試合のない21日にマツダで行われた練習にも外国人野手では唯一参加。今季初安打はまさに執念のヒットだ。
