中日は15日、バンテリンドームナゴヤでのDeNA戦に3―4で敗れた。延長10回、この回からマウンドに上がった福敬登投手(33)に打球が直撃し降板。急きょマウンドに上がった藤嶋健人投手(27)が決勝タイムリーを許し、3位チームとの直接対決で痛い1敗を喫した。9回には送りバントを試みた石伊雄太捕手(24)も右手を負傷したもようで、状態が心配される。
いるはずの石伊が扇の要から外れた。延長10回。ルーキー捕手の交代がアナウンスされ、ベテラン加藤匠がポジションに就いた。
アクシデントは9回無死一塁で起きた。打席の石伊へ出されたサインは犠打。ファウルと見逃し、ボールを挟んだ4球目だった。抜けたフォークが顔付近に迫ってきた。結果はファウルでスリーバント失敗。そのとき、右手人さし指がバットとボールの間に挟まった。背番号9は指を痛がるそぶりを一瞬見せて、止めた。何としても決めたかった犠打の失敗。うつむいてベンチへ下がり、そのまま交代した。
井上竜を襲ったアクシデント。指揮官は石伊は病院へ行ったことを明かし、「折れてなかったとしても、明日(16日)のゲームは厳しいと思う」とコメントした。
石伊の成長はチームの希望の光となっている。5月下旬に正捕手・木下が左太もも裏を肉離れして以来、スタメン捕手として背番号9を中心に起用してきた。木下は2軍のゲーム復帰を前に患部を再び痛めていて、1軍昇格のメドは立っていない。そんな中で、石伊の盗塁阻止率4割5厘はリーグ2位。ヤクルト古賀の4割6分9厘を追いかけている。
ゲームは延長10回に福が先頭・三森の打球を左膝付近に当てて、負傷交代した。緊急登板の藤嶋が1死二塁で山本に右越え適時打を放たれた。これが決勝点となった。
先制して追いつかれ、また追い越しては追いつかれる展開。最後はうっちゃられて借金10へ逆戻り。対DeNAの戦績6勝12敗。ダブルスコアとなってしまった。
