しかし、この“新たな防具”について武田氏は異を唱える。
「球児は現役時代、主にリリーフとして投げてきたから、そういう考え方になる部分もあるんだろう。ただ、先発投手の感覚はまた少し違う。先発っていうのは、球威だけで抑えるわけじゃない。ゲームの流れやバッターの反応を見ながら内外に配球し、駆け引きを重ねながらイニングを投げていく。時には厳しい球を投げて打者に内角を意識させることだってある」
野球が「ガラリと変わってしまいますよ」
先発投手にとって、内角への厳しいボールもまた、長いイニングを戦うための配球の一つというわけだ。武田氏が問題視するのは、防具によって打者が内角への警戒を薄め、これまで以上にホームベース側へ踏み込めるようになることだ。
「投球を組み立てるうえで『ここはインコースにいかないとダメだ』と判断する場面がある。その駆け引きを含めたものが、野球の面白さだと俺は思っている。極端な話、バッターを防具で全面的に守るんだったら、デッドボールで打者が出塁できるルールをなくしたらいいんじゃないか。当たっても痛くないデッドボールなんて誰も怖くないから、打者はどんどん踏み込んでくるでしょ。すると投手はアウトコースで勝負できなくなるから、いまの野球は、ガラリと変わってしまいますよ」
そもそも武田氏は、デッドボールをすべて投手側の問題として捉えることにも違和感があるという。
2 :名無し 2026/09/11(金) 18:27:34.560 ID:GMwXscte7
「今の打者がつけているプロテクターは、すでにかなりの高性能です。フェイスガードはついてるし、肘や手首だって守っているでしょう。だから昔に比べれば、打者も思い切って踏み込めるようになっている。防具がなかったら打者は必死によけるし、ケガしない技術を磨くでしょう。そういう技術もプロには必要だと思うよ。もちろん、最近の若いピッチャーにコントロールの課題があるのは事実。でも、デッドボールを全部ピッチャーだけの責任にするのは、ちょっと違うんじゃないかな」
死球による故障を減らすため、打者をどこまで防具で守るべきなのか。安全性が高まる一方で、投手と打者が内角をめぐって繰り広げてきた駆け引きにも、変化は生まれるのだろうか。
《村上宗隆編、大谷翔平編も公開中》
3 :名無し 2026/09/11(金) 18:27:43.433 ID:GMwXscte7
サンキュー武田
5 :名無し 2026/09/11(金) 18:28:02.317 ID:GMwXscte7
https://news.yahoo.co.jp/articles/b678c07a9f33faf423bf552c70c300820e5b26ad?page=3

