石伊雄太、 プロ初本塁打も金丸夢斗の初勝利逃したリードに悔い
◇8日 巨人5―4中日(山形)
中日のドラフト4位ルーキー、石伊雄太捕手が「8番・捕手」で出場し、4回のプロ初本塁打を含む3打数2安打、1四球。貴重な勝ち越しソロをマークしたが、悔しい逆転サヨナラ負けに厳しい表情を浮かべた。
打ったうれしさより、捕手として勝てなかった悔いが当然勝った。ドラフト4位新人の石伊が同期の金丸を援護するプロ1号ソロ。だが、最後までマスクをかぶった守備では、サヨナラ負けを防げなかった。「あそこで打てたのは大きかったですが、結果負けているので…。あんまり意味はないです」と唇をかんだ。
プロ初本塁打は4回に金丸が犠飛で追いつかれた直後に生まれた。5回1死、カウント2―2から巨人先発・西舘が6球目に投じたスライダーを捉えた。打球が左翼席に着弾し、竜党が歓喜するのを確認すると、背番号9は一、二塁間を走りながら右拳を突き上げた。「追い込まれていたので食らいついていきました」。納得の援護射撃だった。
金丸とは6月13日の西武戦(ベルーナ)から3試合連続でバッテリーを組んだ。好投は見せながらも初白星がつかない状況に「勝たせられない捕手の責任だと自分は思いながらやっていました」と責任を痛感していた。
この日は8回の上林の勝ち越し本塁打、9回の村松の犠飛で2点のリードを奪い、あとアウトを2つ取るだけだった。だが、9回は清水が1死から代打・佐々木、岸田、代打・中山、丸と4連打を浴び、金丸の記念星とチームの勝利が目の前で消えた。「先頭は抑えられたんですが、どこかで一つとれていれば、選ぶ球がもうちょっとあった」とリードに後悔が残った。
