中日は6日、本拠地・バンテリンドームナゴヤでのヤクルト戦に4―5で競り負けて、2連敗となった。先発した松葉貴大投手(34)は6イニング10安打5失点で6敗目。120球の熱投も勝利にはつながらず、チームは6カード連続の負け越しとなった。借金は今季最多となる2桁の「10」に到達。上位進出の望みをつなぐためにも、東北の地に移動して臨む8日からの巨人2連戦で好転のきっかけをつかみたい。
勝ち頭をもってしてもチームに白星をもたらすことはできなかった。前日(5日)は5時間を超える延長12回のロングゲームを落として敗戦。悪い流れを止めるため、ここまで今季7勝を挙げている松葉が先発のマウンドに上がった。しかし、ともに今季ワーストの10安打、5失点。ヤクルト打線を抑えきることはできなかった。
初回。1死から岩田と赤羽の連打を許して二、三塁というピンチを背負うと、続くオスナの遊ゴロの間に1点の先制を許した。打線が2―1と逆転した直後の3回は前の打席で安打を打たれていた岩田、赤羽に対して8球連続ボール球での2者連続四球。「あそこが全て。走者の出し方もよくなかった」。続くオスナの左前打で満塁とされた後、内山に右犠飛、山田には右中間を破る2点適時打を浴び、この回だけで3失点を喫した。
「状態は今年で一番よくなかった。自分がやられるときは序盤に失点してしまう。チームの流れを悪くしてしまった」
しかし、松葉は開幕から先発ローテを守ってきた前半戦の功労者だ。今季だけでチームの連敗を4度も止め、試合終了時点での通算投球回は99イニング⅔。ほぼ100イニングを投げて、先発ローテの大きな柱となっている。それだけに、井上監督は「きょう打たれたからといって責めるのは酷な話。松葉に助けられたこともいっぱいある」と傷心の左腕をおもんぱかった。
中日 松葉貴大「状態は今年で一番よくなかった」井上監督もかばう
中日ドラゴンズ中日 松葉貴大「状態は今年で一番よくなかった」井上監督もかばう
◇6日 ヤクルト5―4中日(バンテリンドームナゴヤ)
