【5/30 2軍 D3-2T】鵜飼航丞、2軍降格初打席でバースデーアーチ!!
◇30日 ウエスタン・リーグ 阪神―中日(SGL)
中日の鵜飼航丞外野手(26)が30日、ウエスタン・リーグ、阪神戦(SGL)に「3番・左翼」で出場。26日の出場選手登録抹消後、2軍で初めての打席となる1回にいきなり左翼越え2点本塁打。1軍再昇格へ好スタートを切った。
1軍で見せられなかった姿を2軍降格後、最初の打席の初球で見せた。26日に出場選手登録を抹消されて以降、初めて臨んだ試合の第1打席。1回1死一塁で、1軍経験豊富な先発ビーズリーが投じた初球の141キロ変化球を鵜飼がいきなり捉えた。強振して、高く打ち上げた打球は左翼フェンスをそのまま大きく越え、先制2点本塁打となった。
1軍では壁にはね返された。2軍で3割を大きく超える打率をマークし、打線の起爆剤として期待され、5月5日に今季初めて1軍昇格した。しかし、1軍では13試合に出場し、30打数5安打、1割6分7厘と低迷。期待された本塁打はおろか、長打もゼロに終わっていた。「引っ張れる球を引っ張れなかった。長打にできる球をミスショットしてしまった。死ぬほど悔しいです」と言葉をしぼり出し、2軍に再合流していた。
この日はくしくも26歳の誕生日。「1球で仕留める能力がなければ」と1軍で活躍するための課題を語り、再出発を誓った男が、ファーストスイングで力強いバースデーアーチをかけた、
