松葉貴大、5回途中で8安打3失点で降板 中日先発陣が苦戦
◇10日 広島6―3中日(マツダ)
中日の先発・松葉貴大投手(33)が5回途中に降板。4イニング2/3を投げて、8安打3失点という内容だった。
初回は先頭の秋山に遊撃への内野安打を許したが、続く二俣を併殺打に仕留め、菊池も三ゴロで切り抜け。2、3回も無失点で抑えた。しかし、打線が2点を先制した直後の4回2死一塁で末包の打球が左腕を直撃。ピンチが一、二塁と拡大すると、続く中村健に左前適時打を浴びて1点差になった。さらに矢野の打ち取った当たりが左前に落ち、同点の走者が生還した。
5回も1死から秋山に右前打を許し、二俣の犠打で2死二塁と攻め込まれた。続く菊池の四球で一、二塁とされ、4番・小園の右前適時打で勝ち越しを許した。ここで立浪監督が交代を決断。2番手・勝野が末包を空振り三振に仕留めた。
松葉は前回登板だった4月29日のDeNA戦(バンテリンドームナゴヤ)で9イニング1失点の完投勝利を挙げた。この日は、チーム最多の今季3勝目を目指したマウンドだったが、5回をもたずに降板した。