転載元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1745964301/
悪夢の敗戦だ。広島は29日の巨人戦(東京ドーム)で延長12回に3―4でサヨナラ負けを喫し、今季ワーストの4連敗となった。
痛すぎたのは1点リードの9回二死一塁の場面。守護神・栗林が若林を三ゴロに仕留め、ゲームセットとなるところが、三塁手の小園海斗内野手(24)が一塁にまさかの悪送球…。ボールがファウルゾーンを転々とする間に一走の生還を許し、土壇場で同点に追いつかれてしまった。あとアウト1つから延長戦にもつれ込み、最後は7番手・中崎が甲斐に犠飛を献上した。
新井貴浩監督(48)は「明日からも試合は続く。気を引き締めて臨みたい」と小園に奮起を促したが、連敗中は失策が失点に絡む悪循環が続いており、後味の悪さばかりが残った。
それでも開幕から1か月が経過して貯金1。セ3位につけ、出遅れていない状況は救いでもある。課題だった得点力不足もリーグ3位の「81得点」で一定の成果を見せているが、今後解消しなければならない〝珍現象〟もある。
それはビジターでの得点力の低さだ。ホームでの1試合平均が「4・9得点」を誇る一方、敵地では12試合で22得点と2点にも満たない「1・8得点」と極端に下落してしまう。今回の4連敗も全て敵地で喫したもので、総得点も5点。打点が記録されたのも、4番・末包が挙げた4打点と寂しい数字が並んでいる。
勝敗を見ても本拠地・マツダスタジアムで9勝3敗ながら、ビジターでは3勝8敗1分けだ。先発陣が24試合のうち19試合でクオリティースタート(6回以上、自責3以下)をマークしており、勝率を高めていくためには攻撃陣の〝内弁慶ぶり〟を克服することが急務といえそうだ。
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