転載元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1745873161/
若きエースが最前線に帰ってくる。戸郷の1軍復帰マウンドが、9連戦中の7戦目、こどもの日の阪神戦となることが判明した。3週間あまりの2軍再調整の時を経て、巨人の大黒柱がカムバックする。
悪夢を振り払う時が来た。昨季まで3年連続12勝の勝ち頭が、今季は開幕から3登板で未勝利。4回途中10失点KO、ベンチで立ち尽くした11日・広島戦翌日からはファームで再出発した。「いい10日間を過ごして、最短で上がってくることが僕の目標」と当初は最短での復帰を目指していたが、不調の原因解明、投げ方の見直しなど一からの出直しを決断した。
フォーム矯正 久保巡回投手コーチとは、いかに打者に嫌がられる投球ができるかをテーマとし、軽い力感に見せて球威を感じさせる「ギャップ」を追求した。桑田2軍監督とは、試合の中での出力のコントロール、体の開きを抑えて球の出どころを見えづらくするフォーム矯正を行った。
18日のイースタン・西武戦(Gタウン)での抹消後初登板は6回無失点。25日の日本ハム戦(同)では6回2安打1失点。球速を出そうとして崩していたフォームのバランスなども改善した。久保コーチは「本人が頑張っているし、もう球速も出てるから。どこかでパッて勝つと非常に精神安定剤になる」と評価していた。毎登板後に助言をしてきた桑田2軍監督も「もう2軍で投げる投手ではないのでね。早く微調整して1軍で投げてもらいたい」と期待を込めており、1軍首脳にも本来の姿に近づいたと判断されたもようだ。
復帰戦は「伝統の一戦」。4日の今季初対決は先発で3回KOされ、阿部巨人はそこから77年ぶりとなる開幕5連敗を喫した。一方、昨年自身初のノーヒットノーランを成し遂げたのも阪神戦と、いい記憶も残る。
不在の間、1軍先発陣は「戸郷の分まで」と“合言葉”で結束した。井上、山崎、赤星らが奮闘し、チームは28日現在で貯金2の3位で踏ん張っている。「結局、勝つ投手が評価される。ギアの入れ替え、球速にとらわれない重要性を再認識できた」と原点に立ち返った背番号20。復活のきっかけを呼び起こす可能性は、十分にある。
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